ASUS X200MA SSD換装について

X200MAの500G HDDを、128G SSDに換装しました。

買ったSSD Transcend SSD370 6Gb/S

 


X200MA SSD換装のメリット - 日常の疑問を解決したログを記録するブログ

 

claclasta.hatenablog.jp

 

 

SSDに換装した場合、メーカー保証を受けられなくなる可能性があります。

全ては自己責任で行ってください。

 

この記事を読みながら作業するのではなく

一度全て読んでから作業を開始することをお勧めします。

 

この記事は、ある程度のPCに関する知識があることを前提に書いています。

 

この記事の方法がNGで、これ以外の方法でやりました、などの解決法があれば

ぜひ教えてください。

 

リカバリーディスクの作成

Windows8.1標準の回復から使用できる物は役に立たないので、ASUSの物を使用します。

しかし、これもそのままリカバリーディスクを作るのでは、リカバリーできません。

できる場合もあるかもしれませんが、私はできませんでした。

用意するもの

①16G以上のUSBストレージ(フラッシュメモリー、ポータブルHDDなど)

※私はポータブルHDDで行いました。

②#0のプラスドライバー

 

まずはこの機種にはリカバリーディスクが付属していないので、作成しなければなりません。

というわけで、ASUSのサイトからBackTrackerを入手します。

ASUSのサイトはとても分かりにくいです。

前とはサイトの構成が変わっているので、今後も変わる可能性があります。

現在(2014年3月6日時点)で簡単に説明します。

まずはこちら http://www.asus.com/jp/support/ に移動してください。

画面左、中央辺りに検索窓があるので、そこに X200MA と入力。

検索結果に「K200MA」と「X200MA」が表示されますので、X200MAの「ドライバーとツール」をクリック。

OSを選択する画面に移りますので「Win8.1 64bit」を選択。

下のほうにある「ユーティリティー」を選択。

その中に「BackTracker」があるので、最新版をダウンロードして、インストールしてください。

 

インストールが完了したら、ドライブ側の準備をします。

コントロールパネル→管理ツール→コンピューターの管理 を起動してください。

3カラムに分かれたウィンドウが表示されるはずです。

一番左のカラムの下のほうにある「記憶域」の中の「ディスクの管理」を選択。

CドライブとDドライブがあると思います。

Dドライブが空である事を確認してください。

もし、必要なファイルがある場合は外部メディアやクラウドに移動してください。

空になったDドライブを「右クリック」→「ボリュームの削除」を選択してください。

 

次はCドライブを「右クリック」→「ボリュームの拡張」を選択。

CドライブとDドライブが合体して範囲が広がっているのが確認出来るはずです。

 

これでリカバリーディスクを作成する準備ができました。

次はBackTrackerを起動して、画面に従いリカバリーディスクを作成します。

作成する場所は、用意しておいたUSB接続のフラッシュメモリーか、ポータブルHDD。

ここまでの手順を省いてリカバリーディスクを作成したら、私の場合はリカバリーできませんでした。

 

X200MA本体の分解

まず、本体に接続されているもの(電源ケーブルやマウスなど)をすべて外します。

次は本体の裏側にあるネジをすべて外します。

ゴム製の足が4つあり、その内モニター側の足を外します。

足は両面テープで接着してあり、素手だとなかなか取れませんので

私はマイナスドライバーの#0を差し込み、こじって取りました。

外した足の下にもネジがありますので、外してください。

 

ネジの長さは2種類あります。

外周のネジは短く、内側にあるネジは長いです。

ネジはそれぞれゆるみ止めが塗ってあり、外す時に固いので

ネジがなめないように注意してください。

 

この機種のケースは爪ではめ込まれており、外す時に破損する可能性があるので

よく注意して分解しましょう。

私の場合は、上下のカバーを手で少し広げて隙間をあけ、そこにマイナスドライバーを入れて

慎重にこじってあけました。

分解に慣れてない人は、本当に注意して行った方がいいです。

ケースの爪はディスプレイのヒンジ側にもあるので注意。

ヒンジ側の爪以外のすべての爪を外してから、ヒンジ側を外します。

それと、ヒンジ側以外の爪を外す時は通常使用する向きで置いて、キーボード面を開ける感じで作業します。

ヒンジ側の爪を外す時はディスプレイを閉じた状態で作業します。

タッチパッドの下辺りに、薄いテープ状のコードがあるので、これを切らないように注意。

切ったら戻せません。

長さは10cm弱程度だと思います。(見た感じですが)

 

ケースを完全に開けて中が見えるようになったらHDDも見えているはずです。

右下にある四角いのがそうですね。

ヒンジ側にある横長のがバッテリーです。

心配な人はバッテリーを外しておきましょう。ネジ一本で外れます。

HDDはネジ4本を外し、横にスライドさせると外れます。

HDDが外れたら、今度はHDDからマウントを外して、それをそのままSSDに取り付けます。

HDDについているスポンジのようなものと、その下にあるプラスチック状のT字型の板を外します。

どちらも両面テープで接着されているので、ゆっくり、慎重に。

外したものをHDDに付いていたのと同じように、SSDに貼り付けます。

今度はHDDを外した手順と逆の手順でSSDを取り付け、残りの物もすべて戻します。

電源ケーブルやマウスなども接続してください。

これでSSDの取り付けができました。

 

リカバリーメディアからWin8.1クリーンインストール

最初に作成したリカバリーメディア(USBフラッシュメモリーやポータブルHDD)を接続してください。

本体右側面の一番右のUSBがいいような気がします。

接続ができたら電源を入れてください。

自動的にBackTrackerが起動するはずです。

最初に表示された画面で日本語を選択し、あとは画面の指示に従いリカバリーを行ってください。

この後、無事にWindowsが起動すればSSD換装完了です。

おつかれさまでした。